2026.1.28
家づくりで一番しんどい瞬間
家づくりの相談を受けていると、
多くの方が同じ言葉を口にされます。
「高いか安いか、正直よくわからなくなってきました」
「決めなきゃいけないのは分かるんですけど、不安で…」
不思議なことに、
それは価格が高すぎるからではありません。
”納得できないまま決めなければならない”
その状況が、一番のストレスになっているのです。
1|相談前にあった、言葉にできないモヤモヤ
今回ご紹介するのは、
山口県内にお住まいの30代前半・共働きのご夫婦。
お子さんの成長をきっかけに、
家づくりを考え始めました。
- SNSで施工事例を見る
- 住宅会社をいくつか回る
- プランや見積りを比較する
情報は十分。
でも、なぜか決められない。
奥様の言葉が印象的でした。
「どれも素敵なんです。
でも、“これが私たちか?”と聞かれると、違う気がして…」
2|他社で感じた「合わなさ」の正体
他社での打合せは、決して悪いものではありませんでした。
- プランは早い
- デザインも洗練されている
- 価格帯も想定内
それでも、心が追いつかない。
ご主人はこう話してくれました。
「決める前から、
もう道筋が決まっている感じがしたんです」
この違和感の正体は、
価格でもデザインでもありません。
“納得する前に、決める空気”でした。
3|4RDesignとの最初の打合せは、家の話をしなかった
4RDesignとの初回打合せ。
私たちは、いきなり間取りや設備の話をしませんでした。

代わりにお聞きしたのは、
- 休日はどんなふうに過ごしていますか?
- 今の住まいで、一番落ち着く時間は?
- 逆に、ストレスを感じる瞬間は?
奥様は
「朝の支度の時間が、とにかくバタバタしていて…」
ご主人は
「夜、少し一人で落ち着ける場所が欲しいです」
家の話なのに、暮らしの話をしている感覚。
ここで初めて、
家づくりの“軸”が見えてきました。
4|デザインは「おしゃれ」ではなく「翻訳」
後日ご提案したプランは、
派手なデザインではありません。

- 朝の動線を最優先した間取り
- 家族の気配を感じながら、少し距離を取れる居場所
- 主張しすぎない、落ち着いた素材感
奥様の第一声は、
「なんだか、安心します」
ご主人は、
「帰ってきたら、ここに座りたいなって思いました」
デザインが“自己表現”ではなく、暮らしをそのまま形にしたものになっていました。
5|見積りを見たとき、不安が生まれなかった理由
見積り金額は、決して激安ではありません。
それでも、ご夫婦の反応はこうでした。
- 「ここは大事にしたいよね」
- 「ここはシンプルでいいかも」
- 「何にお金をかけているか、分かるね」
奥様の言葉がすべてを表しています。
「なんでこの価格なのか、ちゃんと分かるから不安がないです」
価格は、
後から押し付けられた数字ではなく、選択の結果になっていました。
6|住み始めてから、価格の話をしなくなった
完成後、ご夫婦に話を聞くと、
価格の話はほとんど出てきません。
代わりに出てきたのは、
- 朝の時間が楽になったこと
- 家に帰ると気持ちが切り替わること
- 家族が自然と集まること
「特別なことはしていないけど、暮らしが整いました」
この言葉が、とても印象的でした。
まとめ|4RDesignが考える「価格×デザイン」
私たちは、
“高く見えない家”をつくりたいわけではありません。
そうではなく、
- どんな暮らしをしたいのか
- 何を大切にしたいのか
その軸を、設計の前に一緒につくる。
だからこそ、
「この暮らしなら、このデザインが必要で、このデザインなら、この価格になる」
という流れが、最初から共有されています。
結び|決める前に、納得したい方へ
家づくりは、
勢いで決めるものではありません。

でも、
悩み続けるものでもない。
決める前に、納得できること。
それが、私たち4RDesignの家づくりです。
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